ARコート技術は光の反射防止のほか、特定の光の波長の透過率を増やすことにも利用されていることをご存知でしょうか。
今回はライン検知カメラなどで使用される、可視域～近赤外域の光の反射を抑え、透過率を上げることを目的とした、機能性材料（プラスチックシート）へのARコートをカスタムした事例をご紹介させていただきます。
光学用途の樹脂板（プラスチックシート）をご検討される際のご参考にしていただければと存じます。

1. こんなところで使われます

可視域～近赤外域の反射を低減し、透過率を上げる光学用途の樹脂板（プラスチックシート）の使用例をご紹介いたします。

ライン検知カメラ 防犯カメラ 車載ディスプレイ＋DMS（Driver Monitoring System）

2. 特徴

可視域～近赤外域を幅広くカバーするワイドAR

機機能性材料両面にワイドARコートをすることで、可視域～近赤外域の反射を低減し透過率を上げます。

※可視域～近赤外域の他、ご要望に応じて特定の波長の反射低減・透過UPのカスタムコート対応が可能です。