一部の光を透過し、一部の光を反射するハーフミラー。 いわゆるマジックミラーに使用されている このコーティングは、反射率・透過率を制御することで プロンプターや3Dメーターパネルなど、様々な製品に応用されています。
今回は、機能性材料（プラスチックシート）へのハーフミラー/ARコートをカスタムした事例を ご紹介させていただきます。表面にハーフミラーコートを行い、2重像低減のため、裏面にARコート（反射防止膜）加工を行った事例となります。2重像を低減するハーフミラーの樹脂板（プラスチックシート）をご検討される際のご参考に していただければと存じます。

1. こんなところで使われます

2重像を低減するハーフミラーの樹脂板（プラスチックシート）の使用例をご紹介いたします。

プロンプター HMD HUD 3Dメーターパネル

2. 特徴

表面ハーフミラー/ 裏面AR コート（２重像低減）構成

機能性材料の表面にハーフミラーコートをすることで、一部の光を透過し、一部の光を反射。
裏面にハイグレードARコートをすることで、二重像を低減します。

※ハイグレードARコート：従来ARコートよりも耐光性・耐塩水性を向上した高耐久のARコート
※ご要望に応じて特定の波長の反射低減・透過UPを目的としたカスタムコート対応が可能です。

高い耐久性

高い耐久性のコーティングを採用しています。

透明PMMA シート

高い透明性と耐候性を兼ね備えたアクリル樹脂を機能性材料として使用します。

3. 構成・光学特性

表面ハーフミラー/裏面ARのカスタムコートと、機能性材料（透明PMMAシート）の組み合わせによる構成・光学特性は以下となります。

カスタムコート	光学特性
機能性材料

4. お問合せ

今回ご紹介させていただいた、表面ハーフミラー/裏面ARのカスタムコートと機能性材料の組み合わせ以外にも、ご要望・用途に応じてカスタムコートと機能性材料を適切に組み合わせる事で、様々な樹脂板（プラスチックシート）製品をご提案させていただきます。
以下の豆知識でも、多様な事例を掲載しております。ご参照ください。

カスタムコートと機能性材料について、ご要望やご相談などございましたらお気軽にお問合せください。
弊社で検討の上、ご要望に適したご提案をさせていただきます。

※全ての画像はイメージです。

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