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受託サービス事例

 
CASE
01

車載ナビゲーション

車載ナビゲーションやインフォメーションディスプレイの前面板には、表面反射やギラツキを抑えるため、AG(アンチグレア)ハードコート付きの透明なシートが使用されています。
このシートの背面にタッチセンサーを配置しますが、ディスプレイの高精細化にともなうギラツキ(スパークリング)や、汚れが付着しやすいことから、より見やすい前面板が求められました。


車載ナビゲーション

お客様の課題

  • 液晶パネルの前面板が、表面反射やディスプレイの高精細化によるギラツキ(スパークリング)で映像が見にくいため、より見やすい前面板にしたい。
  • タッチセンサー付きなので、汚れが付着しにくい表面にしたい。
  • 車載で使用できることが条件(前面板自体に80℃以上の耐熱性、および耐衝撃性も必要)。

ニデックの提案

真空蒸着によるARコート「Lequa-Dry(レクアドライ)」ハイグレードをベースに、
表面汚れを拭き取りやすい防汚コートを最表面とした構成で提案。


解説

視認性を改善するため、表面反射を抑える反射防止コートで、耐熱性・耐湿性にも優れた「Lequa-Dry(レクアドライ)」ハイグレードを活用。反射を極力抑えられる反射防止コートに改良するとともに、汚れが拭き取りやすい防汚コートを最表面とした構成で提案しました。反射色(干渉色)は、お客様のご要望により少し赤目の赤紫色(ニデックの標準色は紫色)で提案。また、防汚コートは複数パターンを提案し、お客様に選定していただきました。
この仕様で、AG付きのアクリル板をお客様より支給していただき、真空蒸着装置によるARコート加工して納入することになりました。

Lequa-Dry 製品ページ

結果

表面反射が低減され、より見やすい前面板を実現。汚れも拭き取りやすくなり、車載での使用に十分な機能を満たす前面板になりました。
これにより、ナビゲーション、インフォメーションディスプレイ全体がバリューアップした製品を実現できました。

受託サービスの工程

ARコート+納品


受託サービスの工程

CASE
02

CIDパネル・メーターパネルカバー

自動車のCID(Center Imformation Display)パネルやメーターパネルカバーは、主にアクリルの樹脂材料となり、拭き取り掃除で擦りキズが発生する場合あります。
これを防ぐため、必要に応じてキズ付き防止のハードコート加工を行いますが、このハードコート加工にはサイズや形状に制限があります。そこで、大型サイズにも対応できるニデックに、ご相談がありました。


メーターパネルカバー

お客様の課題

  • 一般的なハードコートよりも硬度が高く、汚れも付着しにくい表面にしたい。
  • 樹脂カバーのサイズが1 mもあり、品質よく塗工できるメーカーを探していた。
  • 車載スペックを満たすハードコートが必要。

ニデックの提案

独自設計の大型Dip装置で、ハードコート剤「Acier(アシェル)」を用いたDipコート加工を提案。

解説

Acier(アシェル)」は、高硬度、擦傷性に優れた有機・無機ハイブリッドハードコート剤です。表面の滑り性は良く、汚れも拭き取りやすいことから防汚性能にも優れています。当初の検討段階では、「Preveil(プリベール)」やカスタマイズ品も評価検討いただきましたが、最終的には「Acier(アシェル)」を選定されました。
また、塗工には1 mサイズにも対応できる独自設計の大型Dip装置を活用。Dip加工は表面肌も美しく、優れた品質を実現できるといったメリットがあります。


Acier 製品ページ

結果

1 mサイズのパネルに対して、硬度、耐擦傷性に優れ、汚れも拭き取りやすいハードコート加工製品を実現できました。
ニデックでは、複雑な形状の加工でも外観に影響がでないよう、高品質のコーティングを施すことも可能です。

受託サービスの工程

ハードコート+納品


受託サービスの工程
 
 
CASE
03

近赤外線センサーカバー

近赤外センサーやカメラでは、センサーを保護する窓(前面板)が配置されていますが、この窓の影響で感度が下がることがあります。
お客様からは、センサー部を見えない黒い窓にして、かつ感度の下がらない前面板にできないかというご要望がありました。


近赤外線センサーカバー

お客様の課題

  • センサー内部が見えにくい色(黒など)にしたい。
  • 感度が低下しない前面板がほしい。

ニデックの提案

NIR-ARコート「Lequa-Dry(レクアドライ)」を真空蒸着による加工をベースに、カスタマイズ設計で対応。
基材は内部の見えない黒色のNIRフィルターとし、センサーの波長(850 nm付近)の透過率(感度)をアップさせる反射防止コートを提案。
※NIR=Near Infrared(近赤外)

解説

基材の選定にあたり、「Lequa-Dry(レクアドライ)」をセンサー波長の850 nm付近の反射率が最も下がるようにカスタマイズ設計をしました。
また、ハードコート付きのアクリル部材にすることでキズに強く、さらに最表面は防汚コート加工として汚れも拭き取りやすい構成で提案しました。


Lequa-Dry 製品ページ

結果

センサー内部の見えない黒色で、かつセンサー感度が低下しない窓(前面板)を実現しました。
また、キズにも強く汚れも拭き取りやすい窓となったことで、誤動作の低減にもつながっています。

受託サービスの工程

調達+ARコート+切削+納品


受託サービスの工程

CASE
04

カメラレンズ

カメラレンズは、形状やデザインの観点から樹脂レンズが多く採用されてきています。しかし樹脂レンズは、表面にキズが入り透過率(感度)も低下しやすいという難点もあります。
これを改善するため、ハードコートとARコートを一貫して対応できるニデックにご依頼をいただきました。


カメラレンズ

お客様の課題

  • 樹脂レンズでキズが入りやすい。
  • レンズによる透過率低下を改善したい。
  • ハードコートとARコートが必要だが、一貫して対応できる加工メーカーを探している。

ニデックの提案

ハードコート剤「Preveil(プリベール)」(Dipコート加工)と、ARコート「Lequa-Dry(レクアドライ)」(真空蒸着加工)を組み合わせた加工を提案。

解説

まず、樹脂レンズのキズ対策として、耐擦傷性に優れた自社開発のハードコート剤「Preveil(プリベール)」を提案しました。次に、透過率をアップするため、真空蒸着による「Lequa-Dry(レクアドライ)」の加工(両面加工)を提案しました。さらに、最表面には防汚コートを施し、汚れが拭き取りやすい表面にしました。
ニデックでは、ハードコート剤を自社で開発しています。また、蒸着加工(ARコート加工)に関しては歴史も長く、それぞれの知見やノウハウが豊富です。


結果

樹脂レンズの透過率は、未コートの場合、約92%ですが、「Lequa-Dry(レクアドライ)」の加工により約99%までアップしました。
表面硬度も上がりキズが付きにくく、また、汚れが付いても拭き取りやすい品質・物性値の安定したレンズを実現できました。

受託サービスの工程

ハードコート+ARコート+納品


受託サービスの工程
 
 

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